2009年09月25日
「シャングリ・ラ」
アニメワンさんでの配信分で全話、視聴しました。
前半はちょっと展開がのんびりしているかなと思いましたが、後半の盛り上がりが素晴らしかったです。
どんなに困難な状況に追い込まれようとも強く明るく前向きに生き続ける「國子」の生命の輝きが眩しい作品ですね。
そして、最後に語られた「國子」のセリフにこの作品の全ての想いが込められているのではないかなと思います。
今、世の中は暗い話題に埋もれ、人々に元気が無くなっている時代だと思います。
そんな中で道を切り拓くのは自分自身。
我々が生きるこの世界こそが「シャングリラ」であり、それを創るのは他の誰でもなく自分自身なのだと。
この作品は応援歌のような作品なのではないかなと思います。
未来を創るのは自分自身。
より良き未来のためにどんなにちいさなことでも今、自分ができることから始めていくことが大事なのではないでしょうか。
それを表すかのようにこの作品に登場するキャラクター達はそれぞれの立場で戦う姿を見せてくれました。
終盤で見せた各キャラクターの生き様はいずれも素晴らしいものでした。
例え一時、汚名を被ろうとも人類の未来を守るために行動した「國子」。
最後まで「美邦」のことを大切に想いながら「美邦」を「小夜子」に託した後は「水蛭子」や「アトラス」建造のために犠牲となった子供達と共に去っていった「ミーコ」。
そんな「ミーコ」の想いを受け継ぎ「美邦」を守り抜くことを決意する「小夜子」。
自らが生み出した「メデューサ」を自らの手で葬り去らねばならなかった「香凛」。
自らの罪を悔い、死の間際にてようやく亡き妹と再び会うことができた「武彦」。
どのキャラクターも今を精一杯、生き抜いたからこそ、大切なものを見つけてあるものは生きる喜びを見出し、あるものは役割を終えて安らかな眠りにつくことができたのだと思います。
「今を生きる」ということはただぼんやりと生き永らえることではなく、一瞬一瞬を大切に生命の炎を燃やし続けることなのでしょうね。
「凪子」達が語った「私達は生きる限り夢を見続ける」という言葉が印象的でしたね。
「地球温暖化」「貧富の差」「人の業」…
まもなく我々もこうした問題に直面する時代を迎えることになるのでしょう。
様々な障害に行く手を阻まれながら、それでも人は前を向いて前進し続けることができる。
そんな「リアル」の中にも「希望」を感じさせる素敵な作品だと思いました。
スタッフ、キャストの皆様、素敵な作品をありがとうございました。
タグ :シャングリ・ラ
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